« 利便性という危険性 | Main | 必要な職業に必要な賃金を »

April 19, 2010

基地がいらないのは、沖縄か、日本か

米軍普天間基地移設問題は議論が混乱している。
移設候補地に挙がっている鹿児島県の徳之島で行われた大規模な反対集会が報道されているが、沖縄でも鹿児島でも近隣に住民が生活している土地であれば、軍事基地の移設を大歓迎する筈もなく分かりきった事だ。乱暴に言えば、民意を気にしていたら日本の狭い国土に軍事基地は置きようがない。
沖縄の人は県外移設ができれば鹿児島でも東京でもいいのか。徳之島の人は徳之島でなければ沖縄でも北海道でもいいのか。そもそも、米軍が日本国内に基地を持つ必要はないのか、あるのか。自衛隊が基地を持つ必要もないのか、あるのか。どこまで国民は考えているのだろう。
国家は住民自治を平気で無視して踏みにじってはならない。一方で、国民に降りかかるかもしれない危機に備える国防もまた、国家の役割として無視できない。北朝鮮の拉致や核開発、中国軍の動向に日本人は神経質に反応しながら、米国の核の傘の下で唯一の被爆国だと喧伝して平和主義を唱えている。
基地がいらないと言ってもいい。そろそろ、日米安保や自衛隊の位置づけの根本的な見直しまで、踏み込んだ議論をしようではないか。基地はいらないが、米軍には守ってほしいと言うのでは、あまりに虫が良すぎる。

|

« 利便性という危険性 | Main | 必要な職業に必要な賃金を »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/62010/48130811

Listed below are links to weblogs that reference 基地がいらないのは、沖縄か、日本か:

« 利便性という危険性 | Main | 必要な職業に必要な賃金を »