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June 14, 2010

「自由」だけでは済まされない

児童ポルノ根絶を目的に掲げたネットブロッキングや、青少年の健全育成を目的に掲げて漫画等での表現を「非実在青少年」として規制する東京都の条例案が、議論になっている。反対論者の主な根拠は、表現の自由や検閲への危惧だ。一方、差別発言等を規制する法律案が語られると、賛否の論者は逆になるが、これも反対論者の主な根拠は、表現の自由や検閲への危惧である。
いずれの課題についても、反対論者の主張に対して思うのは、それなら、このままでいいのか、という事だ。
法律論や原則は分かるし、それを無視していいとは言わない。しかし、根本的な問題は、何らかの対策が求められる、或いは求められると一部の国民が感じる状況がある事なのだ。現実に、児童ポルノはネット上で見られるし、巷の漫画等には良識を疑う性表現が見られ、公人をはじめ世間では相変わらず差別発言が頻発している。
本来、求められる議論は、規制に賛成か反対かだけではなく、何らかの対策の要否、対策が必要であれば、それは規制か他の手段か、ではないだろうか。
ろくでもない国家による規制しか方法がないかは別としても、「自由」を掲げるだけでは状況は改善しない。

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June 06, 2010

洋楽に目覚めた一枚

家に帰ったら妻がCDを聞きながら料理してた。マイケル・ジャクソンとかテイク・ザットとかケニー・Gとか、ヒット曲をオムニバスで収録した一枚。中学1年の頃に聴いてたとかで、時々、懐かしそうに目が遠くを見てる。この一枚がきっかけになって、妻は洋楽に目覚めたらしい。
オレにとって、洋楽に目覚めた一枚って、何だろう?
頭に浮かんだのは、すさまじい形相の赤い顔が、これでもかとばかり画面いっぱいに描かれた強烈なジャケット・デザイン。プログレッシブ・ロックの帝王、キング・クリムゾンのデビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』だ。冒頭1曲目、『21世紀の精神異常者』の衝撃は、かなりのものだった。
それまで女性アイドルやアニメのサントラばかり聴いてたのが、その後、すっかりクリムゾンのファンになった。
21世紀最初に聴く一枚はこれにしようと心に決めて、実際、元日の朝一番、『21世紀の精神異常者』を聴いて一人悦に入ったもんだ。考えてみりゃ、ちょっと普通じゃない正月の過ごし方だった気もする。
テイク・ザットの妻にキング・クリムゾンの夫・・・違いを感じるな~。

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