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<title>PARANOIA-blog</title>
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<description>自他共に認める雑食系・・・哲人30号のコラム＆レビュー</description>
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<title>公務員の給料</title>
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<description>日本経済新聞の報道によれば、全国の自治体の1割で職員の平均年収が700万円を超え...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;日本経済新聞の報道によれば、全国の自治体の1割で職員の平均年収が700万円を超えており、民間事業所の全国平均である486万円を下回っていたのは15市町村だけらしい。&lt;br /&gt;
公務員の給料が高すぎるというのは、以前から言われ続けている。そもそも公務員の給料の適切な金額とは幾らなのか。その背景にある公務員の給料を決める仕組みが適切なのかこそ議論すべきだ。&lt;br /&gt;
国家公務員の給料は人事院勧告で、地方公務員の給料は人事委員会勧告に基づいて決められる。この勧告は、民間の給与水準について毎年調査し、公務員の給与水準と比較して均衡させる事になっている。だが、毎度非難の的になるところからして、恐らく市民の目から見れば均衡していない。&lt;br /&gt;
だとすれば、市民感覚として許容できる給料を決める仕組みを模索しては、どうか。規模や平均年齢の差に関係なく民間事業所の全国平均に自動的に一致するものにするか。適切だと思う金額を住民が投票して決めるか。いっそ、公務員には最低賃金だけしか払わないようにするか。給料が低すぎれば優れた人材は集まりにくいが、高ければ必ず優れた人材が集まる訳でもないのは現状のとおりだ。&lt;br /&gt;
貴方に決定権があるとすれば、公務員の給料は、どう決めて幾ら払うか、考えてみてほしい。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>哲人30号の戯言（辛口随筆）</dc:subject>

<dc:creator>哲人30号</dc:creator>
<dc:date>2009-06-15T22:48:56+09:00</dc:date>
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<title>「金を借りろ」と微笑む美女</title>
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<description>芸能人は様々な媒体で様々なものを宣伝する。CM、ポスター、テレビや雑誌でのちょっ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;芸能人は様々な媒体で様々なものを宣伝する。CM、ポスター、テレビや雑誌でのちょっとしたコメントで、食品、衣服、家電や車を売り込む顔になる。その効果は大きく、時にその影響力が売上げを左右する。&lt;br /&gt;
商品の質よりもイメージに振り回される消費者の浅はかさも勿論問題だが、気になるのは当の顔として契約し、出演している芸能人の見識だ。児童労働によって安価を維持しているかもしれないもの、製造や廃棄の過程で著しく環境を破壊しているかもしれないもの、それらを厳密に考えたらフェアトレード商品くらいしか宣伝できなくなるので難しいかもしれない。仮に本人が疑問を持ったとしても、事務所の都合もあるかもしれない。&lt;br /&gt;
しかし、せめてこれだけは遠慮してほしいと思うものがある。消費者金融だ。いつからか、女性アイドルや女優がにこやかな笑顔を見せ、言い訳みたいに「計画性」を口にしつつ結局のところは「金を借りてでも消費しろ」と迫るCMが臆面もなく流される様になった。だが、消費者金融は企業が運転資金や開発資金を銀行等から借りるのとは違う。個人が欲しい物を我慢させず、借金してでも手に入れさせて利子を得る商売だ。&lt;br /&gt;
自分が好きな女優が消費者金融のCMに出てしまうとがっかりする。消費者金融が宣伝してもいい。やるならヤクザ俳優が出演して、取り立ての場面でも見せてほしい。それでは商売にならないだろうが。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>哲人30号の戯言（辛口随筆）</dc:subject>

<dc:creator>哲人30号</dc:creator>
<dc:date>2009-06-08T23:20:53+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://paranoia2.cocolog-nifty.com/paranoia/2009/03/post-5c34.html">
<title>ワルキューレ</title>
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<description>ドイツ軍のシュタウフェンベルク大佐（トム・クルーズ）は愛する祖国の行く末を憂えて...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;ドイツ軍のシュタウフェンベルク大佐（トム・クルーズ）は愛する祖国の行く末を憂えて意を決し、ヒトラー暗殺計画に身を投じる。&lt;br /&gt;
実際に行われたヒトラー暗殺計画を『X-MEN』のブライアン・シンガー監督が映画化した作品。&lt;br /&gt;
歴史上の実話をサスペンス映画として描くのは難しい。ヒトラーは死なない、つまり、計画は失敗することを観客は最初から知ってしまっているからだ。知っていても引き込まれる魅力がなければならない。残念ながら、本作にはそこまでの魅力はなかった。恐らく事実に即したためだろう多くの登場人物と、本番の暗殺計画が動き出す前の小さな事件が煩わしく、暗殺計画の少々入り組んだ展開もいまいち分かりづらい。&lt;br /&gt;
折角、いい演技もできるトムを使っているのだから、反骨の愛国者としての主人公の人間性を描くものにして、暗殺計画に踏み込むまでの経緯や、その後の葛藤、失敗してからの心の動きに焦点を置けば、もっといい映画になっただろう。だが、シンガー監督だからか、そんな手腕は発揮できなかった。トムの映画としては、『ミッション・インポッシブル』から独創的な面白味とアクションを抜いた感じである。つまり、これといって何も残らない。駄目ではないが、目を惹くところもない、そんな映画だ。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>栄耀映画（映画評）</dc:subject>

<dc:creator>哲人30号</dc:creator>
<dc:date>2009-03-10T23:30:36+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://paranoia2.cocolog-nifty.com/paranoia/2009/02/post-bb97.html">
<title>チェンジリング</title>
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<description>クリスティン（アンジェリーナ・ジョリー）が仕事から帰ってくると、家で一人待ってい...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;クリスティン（アンジェリーナ・ジョリー）が仕事から帰ってくると、家で一人待っている筈の息子がいない。動揺して警察に連絡してから数か月後、警察が保護したと告げてきた「息子」は全くの別人だった。&lt;br /&gt;
1920年代、アメリカで起こった恐るべき実話をクリント・イーストウッド監督が映画化した作品。&lt;br /&gt;
良かった。さすがはイーストウッド。ただのエンターテイメントではない。安っぽい陰謀もののサスペンスでも重苦しいだけの社会派でもない。事前に物語の中身をそれほど知らずに観たせいもあってか、「え？　そうなるの？　これって、そういう映画なの？」と驚かされる事が何度か。体制側になった時の人間の行為の醜さ、抵抗する庶民の気概、そして、幾つかの割り切れない思いが、この映画には詰め込まれている。&lt;br /&gt;
欲を言えば、詰め込みすぎで個々の人間ドラマとしては幾らか消化不良なのが少しだけ残念なところか。&lt;br /&gt;
主演のジョリーは『トゥームレイダー』等でアクション系の印象が強く、あまり期待していなかったのだが、本作では苦悶する母の姿を見事に演じ、美貌やセクシーさを売りにしない女優魂を見せている。&lt;br /&gt;
本作を観て思う。役人なんて糞食らえ。日本人も、テレビ眺めて愚痴るだけじゃなく、もっと戦わないと駄目だ。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>栄耀映画（映画評）</dc:subject>

<dc:creator>哲人30号</dc:creator>
<dc:date>2009-02-28T00:36:27+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://paranoia2.cocolog-nifty.com/paranoia/2009/02/post-2630.html">
<title>万歳合掌</title>
<link>http://paranoia2.cocolog-nifty.com/paranoia/2009/02/post-2630.html</link>
<description>獲ったどぉーッ！　アカデミー賞！ おくりびと？　つみきのいえ？　違う、違う！ ヒ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;獲ったどぉーッ！　アカデミー賞！&lt;br /&gt;
おくりびと？　つみきのいえ？　違う、違う！&lt;br /&gt;
ヒース・レジャーですよ！　助演男優賞ですよ！　ジョーカーですよ！　ダークナイトですよ！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『おくりびと』も観たよ。面白い映画だったよ。『つみきのいえ』は観てないよ。けど、良さそうだと思うよ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;でもでも、『ダークナイト』で悪役ジョーカーを演じた故ヒース・レジャーの凄味は、もう衝撃的！！&lt;br /&gt;
あの怪演ぶりは、『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンスに勝るとも劣らない。&lt;br /&gt;
バットマン馬鹿のオイラとは言え、映画館に３回も行った上、DVDも発売日に買っちゃったくらい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ヒースが亡くなっちゃってるのは、残念無念。受賞、おめでとう。万歳三唱。そして、合掌。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>だらしな日記（甘口随筆）</dc:subject>

<dc:creator>哲人30号</dc:creator>
<dc:date>2009-02-23T23:43:58+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://paranoia2.cocolog-nifty.com/paranoia/2009/02/fayray-d960.html">
<title>寝ても醒めても　（FAYRAY）</title>
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<description>女性シンガーソングライター、FAYRAYの久しぶりのアルバム。 最初聴いた時、予...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;女性シンガーソングライター、FAYRAYの久しぶりのアルバム。&lt;br /&gt;
最初聴いた時、予想していたのと少し違った。これまで以上に静かで地味で印象が薄く、インディーズの歌手が作った芸術に偏りすぎたCDの様に感じられたからだ。彼女は美人なのに、遂にジャケットや歌詞カードから顔写真がなくなり、楽曲だけで勝負するつもりなのを更に印象付ける。安易な商業主義へ走らないそんな姿勢は嬉しい。何せ以前、自分はギタリストの村治佳織のファンだったのに、彼女が写真集を発売した途端に幻滅してファンを辞めたくらいなので。音楽家が美男美女なのに越した事はないが、あくまで音楽そのもので勝負してほしい。&lt;br /&gt;
その点、FAYRAYは裏切らない。本作も聴き込むほどに違和感は消え、じわじわと良さが感じられてくる。彼女らしい美しい旋律と落ち着きのある歌声は変わらないが、これまでのアルバムが夕日や夜空を眺めて物想う様な切ない曲が多かったのに対し、本作は休日の朝、静かに幸せを噛み締めているかの様な味わいだ。表題曲「寝ても醒めても」の歌詞、「生まれ変わりも　同じ時代を選ぼうね　二本並ぶ木になって隣にいたい　永遠に」、そんな事を言える大人に、そんな事を言ってもらえる大人に、なりたいと思う。&lt;br /&gt;
やはり、彼女はいい曲を作る。今、一番好きな日本の歌手だ。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>音泉旅行（音楽評）</dc:subject>

<dc:creator>哲人30号</dc:creator>
<dc:date>2009-02-22T17:08:32+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://paranoia2.cocolog-nifty.com/paranoia/2009/02/post-39fa.html">
<title>蟹工船</title>
<link>http://paranoia2.cocolog-nifty.com/paranoia/2009/02/post-39fa.html</link>
<description>カムチャッカで蟹を獲って缶詰に加工する船（蟹工船）では、子どもを含む多くの労働者...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;カムチャッカで蟹を獲って缶詰に加工する船（蟹工船）では、子どもを含む多くの労働者達が酷使され、時に暴力を受け、非人間的な扱いを受けていた。仲間の命が次々と失われ、彼らは不満を募らせていく。&lt;br /&gt;
小林多喜二によるプロレタリア文学の傑作、『蟹工船』を山村聡が初監督して1953年に映画化した作品。&lt;br /&gt;
小津監督の『東京物語』で長男役を演じていた山村が、こんな骨太の映画を撮っていたのには驚いた。今のワーキングプアでもここまではないだろうと思わせる劣悪な環境と仕打ちに耐え忍んできた労働者が、遂に反旗を翻す展開は、ソ連映画の名作『戦艦ポチョムキン』も連想させる。しかし、本作は単純なプロパガンダ映画ではなく、ましてやハリウッド的なエンターテイメント映画でもない。後味の良さとは無縁だ。『動物農場』で言えば、映画版より原作版に近いといったところか。&lt;br /&gt;
群像劇としては個々の登場人物の描かれ方が不十分で、いまいち消化不良に終わるところもある。昔の映画で音声が悪いためか言葉に訛りがあったりするためか、台詞が聞き取れない部分も多い。&lt;br /&gt;
しかし、一見の価値はある映画だ。安易な希望は、ここにはない。それを受け止める覚悟を持って観てほしい。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>栄耀映画（映画評）</dc:subject>

<dc:creator>哲人30号</dc:creator>
<dc:date>2009-02-11T17:39:31+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://paranoia2.cocolog-nifty.com/paranoia/2009/02/post-d488.html">
<title>おふくろの味？</title>
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<description>週末、たまに実家に帰る。 帰るからには、おふくろの味を食べたい。下手な自炊や金の...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;週末、たまに実家に帰る。&lt;br /&gt;
帰るからには、おふくろの味を食べたい。下手な自炊や金のかかる外食に比べたら、料理が趣味といってもいいおふくろの手料理はうまいのだ！　しかも、タダ！&lt;br /&gt;
だから、帰るときはいきなり玄関に登場！なんてサプライズはしない。いきなり来ても食材がないとか、最悪の場合、おふくろが出かけてて、冷蔵庫も自分じゃ開けないおやじしかいない、なんてことになりかねない。&lt;br /&gt;
で、この前も事前に実家に電話し、おふくろに訊かれた。&lt;br /&gt;
「なんか特に食べたいものある？」&lt;br /&gt;
「いや・・・なんでもいいよ」&lt;br /&gt;
「そう？　じゃあ、卵かけご飯で」&lt;br /&gt;
「・・・え！　いや・・・それは・・・・・・」&lt;br /&gt;
　すいません。イヤです。軽々しく、「なんでもいい」なんて言っちゃいかんね。くわばら、くわばら。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>だらしな日記（甘口随筆）</dc:subject>

<dc:creator>哲人30号</dc:creator>
<dc:date>2009-02-09T22:15:31+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://paranoia2.cocolog-nifty.com/paranoia/2009/02/path-of-indepen.html">
<title>PATH of INDEPENDENCE　（平原　綾香）</title>
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<description>デビュー曲「Jupiter」で有名な女性歌手、平原綾香の5枚目のアルバム。 いか...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;デビュー曲「Jupiter」で有名な女性歌手、平原綾香の5枚目のアルバム。&lt;br /&gt;
いかにも彼女のCDらしい静かで穏やかな一枚だ。これを良しとするかで、本作の評価は決まるだろう。&lt;br /&gt;
1曲目の表題曲「Path of Independence」のイントロから美しいピアノの旋律が耳に流れ込み、「ノクターン」、「星つむぎの歌」へと続く。「空に涙を流したら」の歌詞は、歌詞自体のせいか歌い方のせいか、いまいち流れが良くない気がした。特に「チャカ・カーン」の部分は何か引っかかる。「カンパニュラの恋」の「カンパニュラ」の部分も無理に言葉を捩じ込んでいて良くない。谷村新司が作詞作曲した「朱音」は、山口百恵が歌っていたとしても不思議じゃない歌謡曲だ。自分としては、平原自身が作詞作曲した「一番星」の方が彼女にしっくり合っている気がして、聴いていて心地好い。&lt;br /&gt;
以前から思っている事だが、アルバム内で彼女が作詞作曲した曲の割合がもっと増えてくると、これまでになかったいいものになるだろうし、彼女自身、新たな一歩を踏み出せる気がする。&lt;br /&gt;
本作は全体的に平板で少し物足りない。聞き込んで染み込んでくれば印象も変わるかもしれないが、今はまだ、これまでのアルバムの方が好きだ。次に期待したい。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>音泉旅行（音楽評）</dc:subject>

<dc:creator>哲人30号</dc:creator>
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<item rdf:about="http://paranoia2.cocolog-nifty.com/paranoia/2009/02/007-c927.html">
<title>007　慰めの報酬</title>
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<description>諜報員になったばかりのボンド（ダニエル・クレイグ）は、愛した女性を失ったことで復...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;諜報員になったばかりのボンド（ダニエル・クレイグ）は、愛した女性を失ったことで復讐の思いに駆られ、謎の組織の陰謀へと挑んでいく。&lt;br /&gt;
知らない人はいないだろうスパイ映画シリーズの最新作。監督は、大幅なリニューアルをした前作『カジノ・ロワイヤル』のマーティン・キャンベルからマーク・フォースターに変わっている。&lt;br /&gt;
がっかりした。前作同様、典型的な007映画の魅力から離れただけでなく、単品のアクション映画としての魅力も薄い。カット割を多用したアクション場面は、目が疲れるばかりで分かりづらいだけ。話の設定は単純に理解できるものではなく、何が起きているのか摑めぬまま、アクションばかり見せられる。そのアクションは派手で騒々しいものの、強く印象に残る独創的なものはない。一方、前作の魅力だったボンドの内面が味わえる場面は殆どなく、007だと知らずに観たら、感情に任せて必要もない殺しを無闇に続ける無計画な馬鹿男の話だ。ジャン・クロード・ヴァンダムとかが演じた方が似合いそうな気がする。&lt;br /&gt;
これは、007ではない。金をかけたB級アクション映画だ。しかも、前作を直前に観ないと分からないような。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>栄耀映画（映画評）</dc:subject>

<dc:creator>哲人30号</dc:creator>
<dc:date>2009-02-07T14:19:03+09:00</dc:date>
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